2011年の東日本大震災、2016年の熊本大震災。その震災現場を「照明」で支えた企業がいた。それが、直径約500m、距離約10kmという広範囲を照らすことができるアークライト『稲むらの火』を開発した、有限会社アークコーポレーション(和歌山県田辺市)だ。

いずれの大震災の際にも、同社の橘代表自らがをボランティアとして現地に入り、『稲むらの火』で暗闇を照らした。『稲むらの火』は、国内初の10KWという大出力。避難誘導や救助活動、犯罪防止などに役立った。

「実際に大震災の現場に行くと、報道されていないような悲惨な事実を目の当たりにした。『稲むらの火』が、そんな悲惨な出来事を未然に防ぐ一助になれば」と、橘さん。

現在、『稲むらの火』は行政や企業などへ納入実績があり、厚い信頼を得ている。導入費用は160万円~800万円程度。平時にはライトアップなどの観光イベントで使うことができる。

暗闇の中で人は自由に行動することはできない。また、犯罪などを誘発することも多い。『稲むらの火』の導入でそれらを未然に防ぐことができることの意義を感じた。

【有限会社アークコーポレーション】
代表取締役/橘登 tachibana@arc-light.co.jp
■ホームページ/http://www.arc-light.co.jp