先日、お嫁に行ったお笑い好きの妹に「なぜ僕が、あれだけ応援し、大好きだったオリエンタルラジオのあっちゃんを嫌いになったか?」という話について1時間ほどしゃべっていたところ、さらに僕があっちゃんのファンであることを知っていた友人から「講演会があるけど、いきます?」とせっかくお誘いを頂いたのに、即断りの返信をしてしまったという事案があり、それらについて言いたいことの10分の1も言えていないPOISONな昨今だったので、思わずブログでぶちまけてみたいと思う。

デビュー当時から、オリラジのあっちゃんが、ほんと大好きだった。
武勇伝時代から始まり、ヨシモト∞ホールで催されていた「オリエンタルラジオの90分」も欠かさず見ていたし、DVDは全部買っているし、最近のしくじり先生はもちろんのこと、あっちゃんが「転売屋を徹底排除した仕組みによる、RADIO FISHのライブを開催する」と宣言すれば、京都の片田舎からわざわざ東京に出掛けていってまで、観に行ったものだ。それくらい好きだった。著作の芸人前夜も「オリエンタルラジオのオールナイトニッポンで話してたエピソードだな」と思いつつ、フムフムと読んだりもしたし。

好きだった理由は単純に「芸人として面白い」ということ。デビューした時から、「お笑いの才能の化物」感が凄かった。「オリエンタルラジオの90分」では、“よしもと男前ランキングに物申す”と語りかけ、実際にファンを使って実際に操作する様などは、まさに「あっちゃん、かっこいい」だと僕は感じた。

その後、浮き沈みはあれど、面白さがブレることはなかった。むしろ揉まれる中で芸人とビジネスを掛け合わせながら、グングンと進化しているように思ってワクワクしたし、そのプレゼン力が存分に発揮されたのが、しくじり先生だったように思う。

嫌いになった理由は、偶像礼拝×悪徳寄付。
嫌いになった理由は、ひとつ。「『幸福洗脳』と書かれたTシャツを2万円で買え!」とか話し出してそれが売れた時「これが俺のボケであり、お笑いである」と言い出したからだ。RADIO FISH自体、疑似宗教的になっていたけれど、それは「お笑い」の許容範囲だと思うし、実際に面白かった。でも、Tシャツに『幸福洗脳』とプリントされただけのTシャツを、「買え!」と冗談であったとしてもリスナーに言い、実際に売れてしまうのはそれはもうお笑いなんかじゃない。ただの偶像礼拝×悪徳寄付の事案だ。

もしあっちゃんが“芸人としての才能が無いゆえの迷走”だとしたら、僕はここまで嫌いにもならなかったし、逆に言うとそこまで好きにもなっていなかっただろう。あっちゃんは芸人として極めて有能だったし、何よりお笑いに対して強いこだわりや思い入れがあったから、大好きだったのだ。

でも、偶像礼拝×悪徳寄付をしだしたらさすがに、どうやってもアウト。これはもうお笑いでも何でもなく、ただ“お笑いを愚弄しているだけ”じゃないか!

──無料のTVやネットをただ無為に観ているだけではなく、本もDVDもライブにもせっせと足を運び、お金を使っている僕はゴリゴリの信者であるし、ゴリゴリのコアターゲットであろう、あっちゃんファンだった僕が「大好き」から「大嫌い」へと変化した心中をどうしても表したかったゆえに、ブログに書いてみた次第。