結論から書きますが、簡単に見分けられるんです。逆説的ですが「私達は宗教です」というところは、まずヤバイです。ちゃんとした宗教ほど、「私達は真理なのである。だから人間の作った宗教とは違うのである」という立ち位置になるので。

ええ。面倒くさいですよね。私もね、思いますよ。でもね、「ちゃんとした宗教」ってのは、ちゃんと見抜いておかないと怖いなんていう言葉じゃ言い表せないレベルで、恐ろしいものなんです。劇薬ですから。

宗教劇薬説。

兵士に、自分の子どもを殺され、自殺しようとしてる母親を救うのも“とある宗教”であれば、その母親に自爆テロをそそのかすのだって“とある同じ宗教”です。えと、これって悲しいけど現実なんですよね。

普通に生きていていると、毎日が楽しいだけではないでしょうが、かといって「死ぬほど辛い」っていく局面も少ないと思います。

でも、人生って、何かにぶち当たって、死ぬほど苦しい時だったりしますよね。それに対して、正しい道を示すのが正しい宗教です。「誰か(人)にすがれば大丈夫」ってのは、ヤバイ。神なり仏なりってのは、人を超越した存在であるので、「人」ではないのです。だから、弱ってくるところにつけこんで、お金をせしめたりするのは、悪い宗教だと断言できます。もっと言うとカルト宗教ですよね。正しい宗教であれば、平時であれ、緊急時であれ、ちゃんとしてます。

あと、属人化している宗教は、非常にヤバイです。

人間と言うのは、絶対に間違いを犯すものですし、神様にはなれないんです。どれだけいい人だったとしても、人は人。例えばガンジーだったしても(私が好きな賢者の一人ですが)、やっぱり人間なんです。その点、神は間違いを犯しません。これは『絶対に』です。

神を信じてる立場からしたら「神は超越した存在なのだから、当然である」ですし、逆に無神論者からすれば、そもそも神様なんて存在を否定しているのだから、間違いを犯しようがありません。

完璧じゃないから、人間なんですよねって話ですよ。

どんなに聖人君子みたいな人でも、人間で有る以上は、何かしら“悪”とされる部分はあるでしょう。修行などにより、それを封じ込める努力をしていたとしても、ごくごく小さなものは残ると思います。もちろん、その努力は素晴らしいし、普通の人も真似るべきだとも思います。でもって、悪人ってのもこれまたやっかいで。悪人なら「完全に悪」であれば、一方的に叩けるのですが、悪人の中に“善”の心があったりする。だから、難しいし、愛すべき存在なんだと思います、人間って。

もう、腕振り上げちゃったから勢いで書いちゃうね笑

「属人化している宗教はヤバイ」「人間なのに、“教祖を神だ”って言い出したら、その宗教はヤバイ」って書きましたよね、上記で。ええ、そうです。だから、あの「著名人が降臨した」とかって、YouTubeで宣伝してるようなあの宗教は、ま、言っちゃいますけど、そりゃもうお笑いですよ笑。普通は。

しかも、何が笑けるかって言うと、例えば「ビートたけし降臨」みたいな時って、ちょっとその教祖、モノマネ入るんですよね。まぁ信者じゃなければ爆笑なんですけど、信者的には「素晴らしい」ってなるわけですよね。

でもね、批判をさせてくれる宗教はそこまで、悪どくはないと思う。

もちろん、人には人それぞれの考え方や価値観があり、宗教のでその最たるもんです。人の信仰に人があれやこれや口出ししてはならないものだと思っています。ただ一方で、明らかに倫理的に反していると感じたら、それはツッコまざるを得ないし、私はツッコミをいれます。

…とは言う物の、批判をさせてくれる宗教はまだいいですよ。1番ヤバイのは、批判をさせてくれない宗教ですからね。

宗教リテラシーみたいなものがパキっとしている、欧米あたりだと。

1年間あたりに、宗教団体が求めてくる寄付の金額で「カルトかそうじゃないか」を決めてたりもするらしいです。あまりにも高額なものであれば、その時点でカルト認定をするようですね。さすがドライな欧米。

何はともあれ、無宗教の人が多い日本。というか、極めて多神教的な日本。それを一神教側からすると「何だそれは!」という曖昧模糊とした、わけがわからない価値観になるんでしょうが、なんでしょうね、そうした「多様な価値観を受け入れる」みたいな、そうした受容性をみたとき、「日本人の精神は、根本的にユニーク性を有している」って、私は感じるんですよ。日本のお笑いが世界トップレベルなのは、江戸時代の長きにわたる戦争のない時代に醸成された「あうんの呼吸」みたいなものが、今でも生きてるような気がします。戦争しちゃうと、コミュニケーションって、イチからとらないとダメになっちゃいますからね。

一方で、日本人の排他性と言うのもなかなかのものですが笑。

島国というか、村意識というかもあり、精神性はともかく「人種」としては、極めて排他的だと思います日本って。日本のお笑いって完全に、「外国人にはわかってもらえなくて結構」っていう前提でつくられているように思いますし、僕はお笑いについてはそれで良いとも思っています。

でまあ、そうした精神性が、よくも悪くも、いろいろ相まって、今のポップカルチャーみたいなを生み出す源流になっていったんだろうなと日々考えているわけです。日本人の精神が、リアルに欧米化しちゃえば、効率厨でありクリスチャンでもある私にとっては、都合が良い世の中ではありますが、おそらく一般的な日本人にとってはなかなか、しんどい社会になるだろうなあと思います。ギスギスした社会になっちゃいますし。でも、もう既になりつつありますが。

最後、なかなかフワっとしましたが、日本人の宗教受容とお笑いとを感じていただけたら、そして「属人化された宗教って、怪しいけれど一番恐ろしいのは“批判をさせてくれない宗教である”」っていうが伝わっていたら、うれしい限りでございます。

本日は、これにて。