日経平均先物が1000円以上下げると始まった三連休明けの今日、逆張りの資金が入ったようで、マイナス781円迄押し戻して大引けした。相変わらず、総じて強気だ。そして、新型コロナウイルスに対して株価の反応は過剰であるとは感じる。実際のところ、2020年2月25日現在、新型コロナウイルス・新型肺炎による致死率は低いから。ただ、感染力は、みんなが思っている以上に、非常に高いように思う。

この新型肺炎「新型コロナウイルスの致死率は低いが、感染力は高い」という仮説について「概ね(現時点では)そうであろう」との見解を複数の医療関係者から聞くことができた。

私は昨年からずっとショートポジションなので、正直なところ下がれば下がるほど個人的には利益を追求できる。しかし、そんなベアスタンスの私であっても、この下げは異常であるし、逆張りで買いに行く人たちがいることも理解はできる。私もベアポジションをヘッジするための買いポジションを持つという、株式取引としてはなんだかあべこべ感のあることもしているし。

ただ何点か気に食わないところと、ここからさらに下げる可能性もあって。まず、気に食わないのは欧米の投資家連中が「対岸の火事」とを決め込んでいた相場に対して、ヨーロッパの観光地で新型コロナウイルスの感染者が出たとたん、一気に売り浴びせてきたということだ。「中国、日本などのアジアは他人事」だった連中が、近いところで感染者がでたら当事者意識で売ってくるのは、やはりイラッとするものはある。そして、その「当事者意識による売り」は、ここからさらなる相場の下げに繋がる可能性はあると思う。日本の株式の70%以上は外国人が売買をしている。だから、日本人の思惑とは関係なく、外国人投資家たちの動きに左右されるのだ。連中が「ヤバい」とポジションを閉じだしたら、あるいは空売りを仕掛けてきたら、一気に下げがキツくなる可能性は高い。日銀のETF買いは一回700億円程度なので、東証一部の売買代金が上がってくれば、そのインパクトは随分と薄まる。

何にせよ、明日からの相場に身構えつつ、本日はゆっくりと眠ろう。