言うまでもなく、コロナ禍により考えられないレベルの不景気がやってきている。失業者は戦後最大レベルが世界中で続いているし、増加する一方だ。ただ、今回がリーマン・ショックと大きく違うのは、緩和マネーの流れ方や財政出動も、既存の考え方を逸脱したレベルであるということだ。

たとえばアメリカでは失業者は失業手当に加えて、週600ドルの手当が支給されている。トランプの大盤振る舞いは凄まじい。これは、僕は良いことだと見ている。

何故なら今回、職を失った人たちというのは低所得者が多いからだ。「明日のパンも買えない」という層に対する税金の投入は正しいし、本当に困っている人たちを助けることになる。

リーマン・ショックの時はどうだったかというと、ウォール街の金融エンジニアといった高収入層がダメージを受けた。年収3000万円、1億円とかってレベルの人達の失職は、生活水準が高くなってしまっていた場合、ダメージは半端ではない。だが、まあ普通の感覚からすれば「1億円あったら、生活水準を普通くらいにしたら、一生大丈夫じゃん」とはなる。利回り5%でも年間500万円の配当を受け取れることになるし。

そんなこんな事情を勘案しても、今の相場は完全におかしい。おかしいけど、現実だから受け入れていくしかない。粛々とやります。